アナリスト予想と恐慌 どちらが正しい!? その3
以下は2009/5/13に私のメルマガで配信した内容です。
こんばんは、田頭です。
「アナリスト予想と恐慌 どちらが正しい!?」
このテーマについて、何度かに渡り配信しております。
今の株高が不況時の一時的な株高なのか?
恐慌前の一時的な株高なのか?
本格的な上昇局面なのか?
利食いするべきか?買い増しか?いつ買い増しするべきか?
などを書いていきたいと思います。
● 「アナリスト予想と恐慌 どちらが正しい!? その1」
● 「アナリスト予想と恐慌 どちらが正しい!? その2」
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アナリスト予想と恐慌 どちらが正しい!? その3
<日本の過去のバブル崩壊との比較>
バブル崩壊 -63%
1989年12月29日:38,915 → 1992年8月18日:14,309
ITバブル崩壊 -63%
2000年4月12日:20,833 → 2003年4月28日:7,607
サブプライム -61%
2007年7月9日:18,261 → 2009年3月10日:7,054
過去のバブル崩壊相場と比べて、短期間に同じ下落幅に達しています。
<米国の過去の下落相場との比較:NYダウ>
大恐慌 -89%
1929年8月:380.33 → 1932年7月8日:41.22
この時は、最安値後、1932年9月(79.93)まで90%以上上昇し、
更にその後、1933年3月の55.40まで下落していますが、
最安値を下回ることはありませんでした。
1937年5月:174.71 → 1938年6月29日:98.95 -43%
第一次石油危機 -30%
1973年11月:822.25 → 1974年12月6日:577.60
サブプライム -50%
2007年12月:13264.80 → 2009年3月9日:6547.05
過去の下落相場の最大値は▼89%、今回は▼50%
1929年大恐慌に次ぐワースト2位であるが、
更なる下落の可能性も否定できない。
ただ、全ての景気後退局面において、不景気でも株高は起きる。
今回3月の下落が大底であるかは判断できないので、
やはり、上昇局面での一部利食い、残りをストップを入れての保有。
更に上昇局面に備え、下落時に的を絞った時間と資金、市場の分散が必要である。
<エコノミスト予想 下落幅>
これを持って(過去のバブル崩壊時の下落幅に達したことで)、
値幅調整は終わったとするエコノミストが非常に多い。
しかし、これが大恐慌であるならば、
更に下落相場が待っている。
ならば、不況時の株価上昇は、利食い千人力となる。
また、一部利食い、残りを、購入価格水準まで下落に耐え、
損益トントンになった時点で、残りのロングを手仕舞いというのも
有効な戦略と思われます。
これにより、利益を確保した上で、
恐慌になったときのリスクもヘッジ可能です。
エコノミストが恐慌には至らないとする根拠には、
・今は、過去の恐慌から多くを学び、対処することが可能である。
・昔の恐慌時と異なり、今は、各国が協調して、恐慌対策をしている。
などです。
しかし、大恐慌に入らないとは、誰も言い切ることはできないと思います。
そうであれば、大恐慌になっても、問題ない利食い、ストップ、
恐慌時に上がる投資対象を保有することが有効です。
<エコノミスト予想 成長予想>
有力エコノミスト対象のアンケートによると、
米国GDPの成長率予想は、
2009年1Q ▼5.3%
2009年2Q ▼2.0%
2009年3Q +0.5%
2009年4Q +1.8%
2010年1Q +2.3%
となっており、2009年半ばからのプラス成長がコンセンサスのようです。
一方、大恐慌時の実質GDP成長率は下記の通り。
1930年▼8.6%
1931年▼6.4%
1932年▼13.0%
1933年▼1.3%
果たして、エコノミストが正しいのか?
株価が正しいのか?
答えを市場が出すまで、誰にも断言することはできません。
しかし、私は、エコノミスト予想は参考にはしますが、
100%信じることはありません。
GDP成長率はあくまでも予想であり、
現段階では下方修正が続いています。
下方修正が無くなるまでは、
最悪の事態(大恐慌)も想定した資産配分が正解だと思います。
<為替市場>
現地建ての通貨で株式投資をしていない場合、
日本人投資家にとっては、株価の上下動と為替の上下動は、
ダブルで効いてきます。
上昇率(円高)が高かった通貨は、南アフリカランド、
韓国ウォン、豪ドル、ニュージーランドドルですが、
2007年安値から50%前後の上昇となっています。
これらは、株価にはマイナスに働きます。
---
ここまで、アナリスト予想と恐慌について、
客観的事実に基づき、記事を書いてきました。
さて、それでは、FX、株式投資、その他投資について、
売りか?買いか?どの市場が良いのか?
投資対象はどうすればよいのか?
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植木良太のFXトレード配信 会員様のご感想
【1】
> いつも次の展開まで待てない私は、前にもああ良い事書いてるなあ、
> 肝に命じなきゃと思っていたのに又忘れてしまってたみたい。
> くどい、しつこいと恐縮されてる様なメール何度も頂いて
> その度にこれ位が丁度良いと感謝してます。
--
植木良太はFXトレードのプロであり、教えるプロではありません。
そこらにいる、トレードよりもセミナーが本業のFX講師ではありません。
説明が一部の人にとってわからいづらい。
くどい、という意見もありますが、何度も繰り返すのは、
それだけ伝えたいことだという意思の裏返しだと思います。
【2】
○○○です。
早々のお返事ありがとうございます!
たくさんのメールに返信されているようなので、
早い返事をいただいてビックリしています。
考え方が間違っていないのが確認できて、
これからも自信を持ってやれそうです。
> あと、みなさんから毎日たくさんいただいてますが、
> 最近、みなさんと情報をシェアしたいメールを本当に
> たくさんいただいてますのでいただいたメールを
> 使ってためになる配信をほぼ毎日だせてます。
そうなんですよ!
これも、ものすごく役立ってます!!
モヤモヤと思ってたものが、
「そうそう、こういうこと!」
なんていうのもあって助かります。
感謝のメールばかりではないでしょうが、
これからもガンバってくださいね!
よろしくお願いします。
○○ ○○
【3】
> 今年の初めくらいから今まで使っていた商材での運用が
> 全く役に立たなくなってしまいまして、
> 植木さんのメルマガをネットで見つけ、
> 今月からメルマガに申し込みさせていただきました。
どのような商材をお使いでしたか?
具体的な内容まではいいので、
参考程度に教えていただければ幸いです。
例えば、逆張り商材だったとか、
使えないシステムトレードだったとか・・
> まだフォローDVDが届くまでは時間がありますが、
> バックナンバーとチャートの照らし合わせなどを行い、
> 週レポを元に既に5万円ほどの差益を獲得することができました。
まずは利益おめでとうございます。
ただし、できましたら取引はDVDを見た上で行って下さい。
質問の内容から、○○様の実力の高さを感じますが、
油断は禁物です。
> そこで質問なんですが、今週の週レポでは、
> ユーロ円「128円台~129円」での戻り売り
> ポン円「138円~141円」での戻り売り
> とあります。
> 月曜日の夜、ポン円で140.06からの下落を確認しましたので
> エントリーを行いました。
> 同様にユーロ円も128.75からの下落を確認したので、
> エントリーを行いました。
> 結果若干の差益を獲得することができました。
> (トレールによって一部±0だった部分もありますが)
下落確認ポイントとして、間違いはありません。
エントリーに関しても問題ないでしょう。
ただ私は、現在はトレールには向かない
相場だと感じております。
> 火曜日夕方くらいに昨日と比べると比較的弱いですが、
> 上昇と下落を確認しましたので、エントリーを行いました。
> が直後に指標の発表があり、急騰してしまいました。
> 現在ゆっくりと下落にむかっておりますが、含み益を抱えている状態です。
> フォローメールが届いているときは、
> メールを信じてエントリーを行うことができるのですが、
> 週レポのみで今回のような複数回(といえるかわかりませんが)
> エントリーポイントがあった場合は、2回目のエントリーは
> 控えるべきでしょうか?
> それともエントリー量を減らしてでも、エントリーすべきでしょうか?
初回DVDにて、ご自身の取引量やリスク管理へと
導けるようになっておりますので、
それに準じて決めていただければ問題ないと思います。
> リスク管理ができていればその辺は自分で判断すべき
> ポイントなんでしょうが、
> 今までの商材とは全く違う投資方法なので困惑しております。
>
> フォローDVDを見ればわかるのであればその旨ご連絡ください。
リスク管理に関しては、フォローDVD1を見ていただければ
自分ルールが作れると思います。
私の配信は商材という分類よりは、投資顧問による
情報配信だというように捉えていただく方が良いと思います。
以上を回答とさせていただきます。
---
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編集後記
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◆ロングに転換する前に最大限に利益を確保するには!?
◆テクニカル指標を鵜呑みにしていては損をする!
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それでは、また!
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