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経済指標から見る経済実体 その2

以下は2009/9/2に私のメルマガで配信した内容です。

こんばんは。

本日は、前回の続編です。

  9月1日配信 経済指標から見る経済実体 その1

最近、よく経済指標のデータをご紹介していますが、
8月に入り、良い材料、悪い材料の両方が出てくるようになりました。


良い材料といっても、前月比でわずかに良くなったとか、
予想よりも良かったという程度ですが、
市場は良い材料に強く反応しています。

実際の数値は、前年比ではまだまだかなり悪い状態が続いているが、
米国や日本の自動車購入補助や、不良債権処理などの
各国の金融経済対策により、一時的に持ち直している状況です。

このあと、これらの金融経済対策の効果が薄れてきたときに
経済がどのような影響を受けるのかを考えておく必要があります。


しかし、経済指標が示している数値は、
確実に、最悪の状態を更新し続けていた指標の悪化が
止まってきたことを示しています。

問題は、これが一時的なものなのか?
底這いが続くのか?
持ち直し続けていくのか?
再下落を始めるのか?

ということだと思います。


金融経済対策による一時的な悪化の停止、止まらない悪化の停止
といったところでしょうか。


<参考記事>

  7月28日配信 先の経済を読むための経済指標はどれ!?

  8月4日配信 ファンダメンタルで投資すると損をする相場

  8月17日配信 9月まで上昇 急落があるとすれば○○と○○

  8月18日配信 「良いニュース」と「悪いニュース」

100年に1度の大暴落 8月9日~8月15日

この週のポイントは、

<良い材料>

第2四半期GDPの改善
7月の鉱工業生産指数が9カ月ぶりに前月比プラスに転換

<悪い材料>

米国の国家の負債上限が10月中旬に上限に達し、上限を引き揚げる見込み
米7月小売売上高や週次新規失業保険申請件数が予想を下回る結果
米8月ミシガン大消費者信頼感指数が予想外の悪化


また、米国が長期国債の買取枠を維持し、
10月末までに買い取りを終了すると発表しました。

これにより、11月以降、国債の買い取りがなくなります。
長期金利の動向に注目です。

国債の買い取りがなくなれば、長期金利が上昇する可能性があります。
ということは、住宅ローンの金利も上昇します。

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11月以降の長期金利の動向に注目してください。

利益が拡大する可能性があります。

  「ゴールドラッシュ投資法」


●8月10日(月曜日) ポンドの再下落

米国の国家の負債上限である12.1兆米ドルを引き揚げる動き
現在の上限は本年10月中旬ですべて利用される見込み

ポンド・ドル 7月31日以来となる1.66ドル台割れ

N225 10524.26 [△112.17]
DOW 9337.95 [▼32.12]
GOLD 946.90 [▼12.60]
OIL 70.60 [▼0.33]
2Y-N 1.2375%
10Y-N3.7765%


●8月11日(火曜日) 

日銀政策金利 0.1%に据え置き

米商業金融大手CITグループの破産懸念報道
FRBによる国債買い入れ実施

ポンド・円 7月31日以来となる158円台割れ
カナダ・円 7月30日以来となる87円台割れ

N225 10585.46 [△61.20]
DOW 9241.45 [▼96.50]
GOLD 947.60 [△0.70]
OIL 69.45 [▼1.15]
2Y-N 1.1772%
10Y-N 3.6717%

---植木のFX配信---

ポンドドル 指値ショート +200pips
EUR/JPY   戻り売り   +100pips
EUR/JPY   指値ショート +100pips
CAD/JPY 指値ショート +100pips
GBP/JPY 指値ショート +250pips


●8月12日(水曜日) クロス円は大台割れが続出

日本鉱工業生産指数(7月)
結果2.3%  前回 2.4%(前月比)
結果23.5%  前回 -23.4%(前年比)

英7月失業率
予想4.9% 結果4.9%

英7月失業保険申請件数
予想+2.80万件 結果+2.49万件

ユーロ圏鉱工業生産指数(6月)
結果-0.6%  予想0.3%  前回0.6%(季調済・前月比)
結果-17.0% 予想-16.3% 前回-17.6%(季調前・前年比)

英BOE四半期インフレレポート
・GDP見通しは5月の報告書から上方修正
・GDPは10年1-3期より拡大し、2年後に3%弱成長へ

キング英中銀総裁、発言
・世界経済、英経済は引き続き深刻なリセッション
・金融システムは脆弱な状態
・数四半期後には成長回復する可能性、回復のペースは不確か
・バランスシートの正常化には長時間かかる

FRB政策金利 0.25%に据え置き

米FOMC声明
・国債買い入れ枠は3000億ドルに維持
・長期国債の買い入れを10月末まで延長

ポンド・ドル  7月30日以来となる1.64ドル台割れ
カナダドル・円 7月23日以来となる86円台割れ
ポンド・円   7月30日以来となる156円台割れ

N225 10435.00 [▼150.46]
DOW 9361.61 [△120.16]
GOLD 952.50 [△4.90]
OIL 70.16 [△0.71]
2Y-N 1.1573%
10Y-N 3.7133%


---解説---

米国が長期国債の買取枠を維持し、10月末までに買い取りを終了すると
発表したことを受けて、国債売りが加速しました。


●8月13日(木曜日) 

(独)第2四半期GDP
[前期比]+0.3% [前年比]-5.9%

(仏)第2四半期GDP
[前期比]+0.3% [前年比]-2.6%

(ユーロ圏)第2四半期GDP
[前期比]-0.1% [前年比]-4.6%

(米)7月小売売上高
[前月比]-0.1% [前月比:除自動車]-0.6%

(米)8/9までの週の新規失業保険申請件数
予想54.5万件 結果55.8万件

ユーロ圏ECB月例報告
・2010年は四半期ベースでプラス成長となる見通し
・専門家のGDP成長率見通しは09年が-4.5%、10年が+0.3%となっている

N225 10517.19 [△82.19]
DOW 9398.19 [△36.58]
GOLD 956.50 [△4.00]
OIL 70.52 [△0.36]
2Y-N 1.0928%
10Y-N 3.6043%

---解説---

米7月小売売上高や週次新規失業保険申請件数が
予想を下回る結果となり、小売売上高も減少します。


●8月14日(金曜日) 

(香港)第2四半期GDP 前年比
予想-5.3% 結果-3.8%

(米)7月鉱工業生産 前月比
予想+0.4% 結果+0.5%

(米)8月ミシガン大消費者信頼感指数
結果63.2 予想69.0 前回66.0

米ドル・円 本年8月6日以来となる一時95円台割れ

N225 10597.33 [△80.14]
DOW 9321.40 [▼76.79]
GOLD 948.70 [▼7.80]
OIL 67.51 [▼3.01]
2Y-N 1.0648%
10Y-N 3.5669%


---解説---

7月の鉱工業生産指数が9カ月ぶりに前月比プラスに転換しましたが、
米8月ミシガン大消費者信頼感指数が予想外の悪化となります。

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---

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お世話になっております。

先生の先見力は何処から出てくるのでしょうか?

不思議です。

私もやっと自分のスタイルを見つけたようです?

約7ヶ月お世話になりました。


現在の私は、先生が週間レポートで指値された値段付近になった時に

初めてエントリーするか、

エントリーしても危険が多いので止めるかが解りかけて来ました。

ですから、現在は先生の指値は参考程度にしてトレードいたしております。


先生の指値は、FIBなのかギャンなのかチャンネルなのか解りませんが、

よく1週間前にこの値段付近で反転すると解るものだなと

絶えず感心致します。


今後は私も先生に頼らずトレードしていく決心がつきましたので

脱会させてください。

末筆ですが先生の益々のご活躍をお祈り申し上げます。

敬具

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編集後記

米国の自動車買い替え支援策が8月で終了しました。

この買い替え支援策は、燃費効率の悪い中古車を下取りに出して
低燃費の新車に買い替える消費者に最大で4500ドルの補助金を
支給するというものでした。

自動車買い替え支援策に基づく自動車販売台数は70万台

補助金総額は28億7000万ドルでした。

この買い替え支援策を利用したに自動車販売の市場シェアは

1位 トヨタ 19.4%、
2位 ホンダ 13%

で、買い替えられた古い自動車のTOP10は、軒並み米国のメーカでした。

この支援策により7、8月の米自動車販売台数は久しぶりに堅調でした。

補助金が無くなった後の9月以降は、当然落ち込むでしょう。

株価や政府筋が示すように、景気が底打ちしているのなら、
この落ち込みは限定的なものになるはずです。

現在の各国政府による大盤振る舞いの経済対策の反動が
どのようなものになるのか?

注目です。


これは、自動車販売に限らず、

不良債権の処理先送り

  8月30日配信 株式市場が上昇してきた理由

利上げなどの出口戦略にも共通することです。


 

 

 


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