FRB議長と前議長が景気回復宣言
以下は2009/10/5に私のメルマガで配信した内容です。
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こんばんは。
FRB議長と前議長が景気回復宣言をしました。
本当でしょうか?
◆9月11日 グリーンスパン前FRB議長
米経済は生産性の著しい成長と、在庫圧縮により
年末までにリセッションから脱却する。
世界的に景気回復を示唆する指標が多く見られる。
生産性向上により、回復は加速する。
余剰在庫は未だ存在するが、年末までには解消されるだろう。
企業の大規模なコスト削減により利益が拡大している。
◆9月15日 バーナンキFRB議長
テクニカルでは、米国景気の後退は終わっている可能性が非常に高い。
ただ失業率は高く、景気の実感は当分弱いままだろう
麻薬中毒の先進国経済
このメルマガで何度も書いていますが、
現状の経済の重要なポイントは、
<民間から国へのリスク移動>
現在の株高は、英米の金融機関の損失を、
・時価会計の停止と、
・不良債権を民間金融機関から国への移行する
裏ワザによって、
金融機関の資金繰りを一時的に回復させておき、
その間に、株価を上昇させ、銀行の体力を回復させていることです。
株価が再び下落すれば、金融危機が再発しますし、
株価の上昇自体も金融機関に投入された資金などによる
過剰マネーの影響が大きいのです。
米国FRBは低金利政策以外にも100兆円以上の資金を
金融機関に投入しています。
<ドルキャリー>
低金利で金融機関に流された膨大な資金は、
利回りの高い米国債や株式市場に流れています。
低金利の円を借りて、新興国や株式で運用する
円キャリーが昨年崩壊したバブルを生んだのですが、
それと同じことが、低金利のドルを借りて、
株式や長期債で運用するドルキャリーとなり
3月以降の株価を上昇させてきました。
<巨額の経済対策>
G20では、主要国政府や2010年までの3年間で
世界のGDPの10%に相当する経済対策費用を投入します。
これらの資金が設備投資などの本来の景気回復時のような
資金需要に回らずに、過剰マネーとして、株式市場や
商品市場に流れていきます。
このような経済対策費は、直接金融機関に流れるだけでなく、
車や住宅の需要喚起にも使われています。
そして、現在、これらが息切れしてきています。
米国の新車購入支援(最大45万円)は9月に使い切り終了
米国の住宅の優遇税制(新規購入80万円)は11月で終了
これらが、米国の8月の小売売上を上昇させました。
2800億円もの補助金を1ヵ月で使い切ったのですから
ある程度、上昇して当たり前です。
このように経済対策という麻薬が切れてきているのが
現在の経済状況です。
時価会計の停止により、不良債権の処理を行わないままにして、
民間のリスクを国へ移行し、
前代未聞の規模の経済対策資金を投入した結果
それでは、
各国が経済対策をしている間に、株価は上昇し、
銀行のバランスシートは改善され、政府の思惑通り
景気回復へとつながっていくのでしょうか?
それとも、再び失速し、金融危機が再発するのでしょうか?
明日配信の次号に続きます。
<次号目次>
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ユーロの利下げでスワップ派に人気急上昇の通貨ペアがあります。
それは、EUR/DKK
USD(米ドル)/HKD(香港ドル)トレードに代わり、
にわかにスワップ派の注目を集めている通貨ペア
EUR(ユーロ)/ DKK(デンマーククローネ)
このところユーロ(EUR)が大幅に金利を下げ続けているのですが、
デンマーククローネ(DKK)の下げ幅はわずかなために
金利差のある二つの通貨の取引には
非常に高いスワップポイントがつきます。
そのため、ユーロを売ってデンマーククローネを買う
EUR/DKKのショートが脚光を浴びているのです。
デンマークは欧州の為替相場メカニズム(ERM-Ⅱ)を通して、
自国通貨の対ユーロ変動幅をある程度制限する政策をとっており、
事実上デンマーククローネとユーロは固定相場となっています。
このERMⅡの制度下では、対ユーロの変動幅は
上下15%と設定されているのですが、デンマーククローネの場合は
上下2.25%と、よりタイトに設定されています。
具体的には1ユーロ=7.46038DKKというレートを中心として、
上限が約7.6282DKK、下限が7.2925DKKという
幅の中で変動しています。
スワップそのものは小さいですが、レバレッジをかけることで
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