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米国金融機関の好決算とGSのプットオプション

以下は2009/10/17に私のメルマガで配信した内容です。

こんにちは。

本日のメルマガは10月15日配信のメルマガの続編です。

  10月15日配信 金融機関の決算対策により、NYダウ1年ぶりの高値


■10月15日 米国金融機関決算発表(済)

・NYダウ、再び年初来高値更新

・ゴールドマン・サックスとシティグループは予想を上回る好決算

14日の米大手銀行JPモルガン・チェースの7~9月期決算も
純利益が35億8800万ドル(約3200億円)と前年同期の約7倍でした。

米国の金融機関は、個人向け貸出しやクレジットカードの延滞率増加、
商業用不動産の下落による悪材料もありますが、

長短金利スプレッドが広いことで利幅の確保が容易なこと

金融危機による同業他社の合併などにより、
生き残った金融機関の競争力が増し、利益率が向上してきている
好材料もあります。


■10月16日 米国金融機関決算発表(予定)

バンカメ(7-9月期)
メリルリンチ(7-9月期)

株価の上昇と利益確定

   NYダウチャート

   日経平均チャート

いよいよ株価はユーフォリアに突入し始めたようです。

米国株も日本株もクロス円も上昇を始めています。

マネーの過剰流動性が株価を押し上げてきた3月来の上昇相場ですが、
最終的なバブルに移行してきている感じです。

株価の上昇は、誰もが上昇を疑わないような上昇相場になるまでは
上昇が続く可能性があります。

しかし、バブルが崩壊するまでの上昇が高ければ高いほど
後にやってくる下落も深くなります。

「ゴールドラッシュ投資法」の銘柄も、全体の株価下落に
引きずられますので、ストップによる利益確保が重要です。


こう書いてもなかなかストップ注文を入れない人が大半だと思いますが
必ず痛い目に合いますので、ストップを入れない人は、
次回からそうしてください。

昨年、既に痛い目に合った経験をお持ちの方は、
今回から必ず入れましょう。


金融機関の決算にしても、競争相手の減少によるシェア増大などの
好材料もありますが、そもそも、増益の大きな要因は、
今年の3月の会計基準の変更によるものです。

今年3月の会計基準の変更により、マーケット自体が消滅してしまった
住宅ローンの証券化商品について時価評価を停止しました。

これらの不良債権は、本来なら巨額の含み損が発生しているのに
「投資中の資産」とするだけで含み損益はゼロで済みます。

さらに特別目的子会社を作り、不良債権のほとんどをそこへ売却し、
本体の銀行のB/Sから切り離しています。


といいましても、

株価は上昇し、相次ぐ企業の好決算に、
NYダウは高値を更新しています。

更に高値を追う可能性も十分にあります。

この時期に推奨できる投資行動は、下記の通り!


・利益確定と現金比率の上昇

・保有銘柄の整理(ロスカットも含む)


住宅価格の底打ちが米国政府により喧伝されていますが、
米国のカードローンの焦げ付き拡大と、
プライムローンの延滞急増は続いております。

実体経済と株価の乖離(ルービニ教授)

金融危機を予言し、一躍有名になったNY大学のルービニ教授の
経済展望についてご紹介しておきます。


■2009年7月

・景気はW字型の二番底となる

・原油は年末までに100ドル

・追加の景気刺激策が必要 財政赤字は更に増加

・失業率は米国で11%、欧州で10%


<参考バックナンバー>

  10月6日配信 W字型 二番底

  10月15日配信 米国雇用統計推移


■2009年10月

・景気回復ペースへの投資家の失望感から
 株式市場と商品市場は数ヶ月以内に下落する

・株価の急激かつ大幅な上昇により調整リスクが増大
 2009年10~12月期または2010年1~3月期に調整する可能性

・実体経済がほとんど回復していないのに、株価が上昇している。

・景気が急速に回復しなければ、株価の上昇は説明できない。

・景気の急速な回復が追いつかなければ、株価はいずれ、
 適正価格に修正されるだろう。

・マーケットと実体経済のギャップが広がりつつある。


---

実体経済はこうだ。

2009年4~6月の住宅ローン延滞率は、過去最高を記録

残高8兆ドルのプライムローン延滞率も大幅に上昇

この先700万戸もの差し押さえ物件が住宅市場に放出される

更に・・・

続きは、裏メルマガで配信します。

裏メルマガ配信記事

下記は、まぐまぐの配信とは別に裏メルマガで配信している記事です。


  ファンダメンタルで投資すると損をする相場

  株式市場が上昇してきた理由

  経済指標から見る経済実体 その1

  経済指標から見る経済実体 その2

  ヘッジファンドの復活

  FRB議長と前議長が景気回復宣言

  W字型 二番底

  金融機関の決算対策により、NYダウ1年ぶりの高値


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6月損益1,076,400円 21.53% 累計損益額 4,270,600円
5月損益 508,400円 10.17% 累計損益額 3,194,200円
4月損益 549,600円 10.99% 累計損益額 2,685,800円
3月損益 937,400円 18.75% 累計損益額 2,136,200円
2月損益 202,400円 4.05% 累計損益額 1,198,800円
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植木の投資行動に疑問アリ!!

<植木のFX配信の会員様からの質問>

> お世話様です。一つ質問です。よろしくお願いいたします。
>
> いつもは週レポの指示を忠実に受け取り、
> 取引をするようにしておりますが、
>
> 今週のGBP/JPYのものは納得がいかず、
> 売り売りと行き(週レポに反して)損失を拡大しております。
>
> 英国の経済状態から見て、積極的に買いに行けるという
> 市場心理状態が理解できないのですが(勿論戻り売りの指示もありますが)
>
> 植木さんはどういった根拠で買い、
> そしてそれも146ー147(現在それを目指す勢いに驚いています)
> のレベルまでものを示唆できたのでしょうか???
> ご指導お願いいたします。


<植木の回答>

基本的には英国の経済状態から下降トレンド、

もしくは一時的な上昇を見ても下降トレンドスタンスは
変わらないと判断しています。

(もちろん、一寸先は闇であり反対に動くこともあるので
 リスク管理は当然やってますが)

いろいろな要素があるのですべて申し上げるのは難しいですが、
ドル安が一巡してきたことがひとつです。

その中でGBP/USD(これはドル高ポンド安)が1.6000台を回復して、
きたようにGBP買いも弱いですが入ってきたので、
GBP/JPYでのポンド買いやまた他クロス円に追従した形かと思います。

ただ、他のクロス円とは違ってポンドが改善されてのポンド買いとは
思えないので注意が必要かと思います。

もちろん上記だけがすべての理由ではありませんが、
とりあえずこの程度とさせていただきます。


<GBP/JPYの相場推移>

欧州時間に入り、クロス円が軒並み堅調に推移する中、
ポンド・円の上昇が際立っている。

上値を更新し続け、オープン値から実に3円以上値を上げており
9月25日以来の高値となる146円台に乗せた。

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2009年 6月:11,013pips (1,338,375円)
2009年 7月:14,260pips (1,705,260円)
2009年 8月: 6,901pips   (858,700円)
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編集後記

ゴールドマンサックスが日経225のプットオプションを
大量に買っているようです。

プットオプションは、日本株の下落で利益が出ます。

しかもかなり大きな売りポジションのようです。

更に、日本の年金基金も通常では考えられない局面で
売り越しに入ってきています。

年金資金は、通常、高くなったときに売り、安くなったときに買う
というリバランスを行います。

それが、日経平均の下落時に売るという行動を
取るようになってきています。

年金資金は5兆円以上の買い越しがあります。

ゴールドマンサックスと年金資金の投資行動は、
日本株の下落に賭けているようです。


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