経済危機の移動工程
以下は2011/1/29に私のメルマガで配信した内容です。
こんにちは。
先日、信用格付け会社のS&Pが、
日本国債格付けを「AA」から「AA-」に引き下げました。
中央銀行が大量に国債を買っている米国などは引き下げないで
日本だけ引き下げるのは、納得がいかないと言う意見もあるでしょう。
でも、現在の円高のうちに、海外企業の買収を進めて
その後、どんどん国債の格付けは下げてもらっていいと思います。
今、各国は通貨安競争をしています。
円安にしてもらったほうが、日本の株価も景気も上向くので、
日本に限っては、国債格付けの引き下げはいいことだと思います。
経済危機の移動工程
サブプライムショックに始まる経済危機
未だ、この経済危機は終わっていません。
当初、米国の住宅ローン破綻に始まったのですが、
その後、欧州の不良債権が全く処理されていないことから、
次の危機の材料は欧州である。
と、このメルマガでもしつこく書いてきましたが、
実際にギリシャ、アイルランドと、欧州に危機の材料が移動。
そして、QE2相場に沸く経済が、今後、危機の材料として
注目していくのはどこか?
12月8日
格付け会社のムーディーズとフィッチが、米国の債務について言及
・債務圧縮のために計画を策定しなければ、国債の格付けに
悪影響を及ぼしかねない。
・向こう2年間における米国のトリプルA格付けに対する
ネガティブ見通しの可能性を高める。
これは、QE2だけでなく、
ブッシュ減税延長等の法案可決によるものです。
富裕層を含むすべての世帯を対象に減税を2年間延長
失業保険給付の13カ月延長、
2011年の給与税2%引き下げ
などこの減税延長により向こう10年間で
約8580億ドルの財政負担増になります。
前回は、日本の失われた10年を現場で見続けてきた
「ミスター円」榊原元財務の発言を取り上げましたが、
● E2相場後、失われた10年が世界に波及
米国と通貨戦争をしている中国はどう考えているのか?
米国はドル安にして、経済を復活させたい。
そのためには、人民元を高くしてもらわないとならない。
でも、中国も元を安くして、輸出で稼ぎたい。
そんな中国人民銀行・金融政策委員会の李稲葵委員の発言
・世界の関心が欧州の債務問題に集まっているため、
ドルは今後6~12ケヶ月は安全
・ただ、米国の財政の実態は欧州よりも悪い
・欧州の経済情勢が落ち着けば、ドルや米債価格が下落する
・原油などの国際商品価格が来年、大幅に上昇する
欧州の債務危機が一段落をついたあとは、
半年後から米国に危機が移るということですが、
このQE2相場の行き着く先は、ドル資産の暴落
QE2の後遺症として、商品価格の上昇を見越しているようです。
中国政府が金を大量に購入しているのも
このような相場観によるものなのでしょう。
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追加金融緩和の示唆⇒ドル安・金高・債券高 9月19日~9月25日
ここでは、植木のFX配信を、さまざまな経済指標や
世界経済のイベントと共に解説しています。
現状の世界経済の考察にお役立てください。
データは今年8月のものですが、現在の混沌とした経済情勢
実施が決定した金融政策、これから実施されそうな金融政策
それに伴うFRBなどの金融関係者の発言、経済指標の推移など
リアルタイムで見るよりも、2~3ヶ月、間をおいて
既に起きた過去を知った上で見ると、より、今の経済が見えてきます。
・2月21日~2月27日 バーナンキショック +2050pips
・2月28日~3月6日 ロング転換 +1190pips
・4月4日~4月10日 ギリシャ格下げ +600pips
・4月18日~4月24日 暴落前夜 +400pips
・4月25日~5月1日 ギリシャ・ポルトガルの大幅格下げ +1100pips
・5月2日~5月8日 欧州通貨の大暴落 +3400pips
・5月23日~5月29日 ユーロ9年ぶりの下落 +2000pips
・6月6日~6月12日 ゴールド最高値更新 +800pips
・7月11日~7月17日 ドル円 年初来安値更新 +800pips
>> こちら
この週のポイントは、米FOMC(米連邦公開市場委員会)声明において、
近い将来の金融緩和の可能性が示されたことで、
ドルが主要通貨に対して軒並み下落したことです。
ドル・円は、日銀が円売り・ドル買い介入を実施した
15日以来の安値を記録
>> 米ドル1年チャート
更に、国債買取枠拡大への期待感により、22日の米国債券相場で、
2年債利回りは一時0.40%まで低下し、過去最低水準を更新
● 米国2年国債金利 日足チャート
また、ドル安による金上昇で、5営業日連続高値更新
史上最高値1300ドル台を更新しております。
● NY金
●9月20日(月)NYダウ4ヶ月ぶり高値更新 金史上最高値を更新
NYダウは終値ベースで約4ヶ月ぶりの高値
NY金先物相場は3営業日連続で史上最高値を更新
FRBが公開市場操作による51億ドル相当の国債買取
DOW 10753.62 [△145.77]
2Y-N 0.4640%
10Y-N 2.7045%
30Y-B 3.8722%
GOLD 1280.80 [△3.30]
OIL 74.86 [△1.20]
●9月21日(火) 米FOMCで追加緩和示唆
日経平均は寄付にほぼ1ヵ月半ぶりに9700円台
FOMCは、政策金利を現行の0.00-0.25%に据え置く
【発言】米FOMC声明
・景気回復に必要であれば追加緩和を実施する用意がある
ポンド・円 9月15日以来となる133円台割れ
ユーロ・ドル 8月10日以来となる1.32ドル台乗せ
ドル・円 9月15日以来となる85円台割れ
N225 9602.11 [▼23.98]
DOW 10761.03 [△7.41]
2Y-N 0.4236%
10Y-N 2.5799%
30Y-B 3.7905%
GOLD 1274.30 [▼6.50]
OIL 73.52 [▼1.34]
●9月22日(水)金史上最高値を更新
ユーロ・円 8月10日以来となる113円台乗せ
ドル・スイス 2008年4月10日以来となる0.99フラン台割れ
ユーロ・ドル 4月27日以来となる1.34ドル台乗せ
ポンド・円 9月15日以来となる132円台割れと
NY金先物相場は、ドル安により、1298.00ドルの史上最高値を更新
N225 9566.32 [▼35.79]
DOW 10739.31 [▼21.72]
2Y-N 0.4318%(2年債利回りは一時0.40%まで低下し過去最低水準を更新)
10Y-N 2.5601%
30Y-B 3.7422%
GOLD 1292.10 [△17.80]
OIL 74.71 [▼0.26]
●9月23日(木)
(NZ)第2四半期GDP
予想[前期比]+0.7%
[前年比]+2.5%
結果[前期比]+0.2%
[前年比]+1.9%
米新規失業保険申請件数(9月18日までの週)
結果 465千件
予想 450千件 前回 453千件
DOW 10662.42 [▼76.89]
2Y-N 0.4197%
10Y-N 2.5494%
30Y-B 3.7319%
GOLD 1296.30 [△4.20]
OIL 75.18 [△0.47]
●9月24日(金)N金過去最高値更新
フランス実質GDP(第2四半期)
結果 0.7%
予想 0.6% 前回 0.6%(前期比)
ドル・スイス 2008年3月18日以来となる0.98フラン台割れ
NY金先物相場が1301.60ドルの史上最高値を更新
N225 9471.67 [▼94.65]
DOW 10860.26 [△197.84]
2Y-N 0.4443%
10Y-N 2.6086%
30Y-B 3.7940%
GOLD 1298.10 [△1.80]
OIL 76.49 [△1.31]
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2010年 7月: 2,050pips (486,200円)
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2010年 9月: 1,654pips (324,740円)
2010年10月: 2,326pips (325,520円)
2010年11月: 4,270pips (473,360円)
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